日本の金融を守る金融庁

金融庁とアベノミクス

アベノミクス効果で短期間で株価が急上昇、そしてその利益固めのため等の理由で乱降下したりしていて、債権市場なのでも10年もの国債の長期金利が急激な上昇を見せているということもあって、アベノミクス効果を賞賛する反面、金融市場の不安定化に懸念の声が上がっていますが、その日本の金融の安定のために働いているの金融庁という機関です。

金融庁にとっては、金融市場が活気づいてくれれば全て安泰なのかというとそうではありません。その活況に乗じて金融関係の悪徳業者や悪徳商品が登場するからです。金融市場が活気づくということは、投資家が投資に意欲を燃やして、大きな利益を狙ったり、たくさんの投資資金を準備したりするという「気持ち」があるということ。それに付け込んで、美味しい言葉をつぶやき、詐欺まがいの金融商品が出回ってしまえば、せっかく活気づいている金融市場の不健全化、ひいては不安定化につながってしまいます。金融庁はこういったものも取り締まっている機関、そして取り締まるための法制度等の整備をも担う機関なのです。

一方で、金融庁は、金融の面から日本の経済発展に貢献するところでもあります。景気がいいというのは、社会の中で、みんながお金を使って、きちんとそれらのお金が循環することだというのはよく聞かれますが、私達が使用している現在のお金の出どころをたどると一つしかありません。お金は国、というより、財務省と日本銀行と呼ばれる日本の中央銀行が相談したうえで発行しているのですが、いくら、それらの機関が景気を良くするためにお金を発行しても、そのお金が循環するための環境を整えている金融庁が、きちんとその流れについて役目を果たせなければ、その経済成長政策というものは無駄になってしまいます。 (◎日本銀行がやさしく学べるサイト 日本銀行の役割 http://gakusyu.shizuoka-c.ed.jp/shakai/keizai/06_1_nchigin.htm

言ってみれば、経済成長戦略を打ち出す政府と、それを実行する財務省や日銀、金融庁をはじめとする様々な機関の行動の足並みが揃わなければ、健全な経済成長は見込めない可能性があると言えます。