知っておこう、ペイオフ制度

ペイオフとは何か

ペイオフとは別名「預金保険制度」といい、銀行を利用する顧客の財産を守るために設けられた制度のことです。どんな時にこの制度が適用されるかというと、それはまさに銀行が破綻(つまり倒産)した時です。

この制度を理解するためには、まず銀行がどのように会社として利益を出しているのかということを知っておく必要があります。皆さんは、銀行をどのように利用しているでしょうか?口座にお金を預け入れて、貯金をする手段として利用している、自分が勤めている会社から支払われるお給料の受け口にしている、自宅に現金を置いておくのは心配だから、金庫代わりに利用しているという方もいると思います。銀行の利益は、こういった預金の出し入れの際に発生する手数料によって賄われていますが、考えてみると、時間内に利用すれば手数料は無料なところがほとんどですよね?ですから、当然、利益を得る手段はこれだけではありません。銀行は、まさに預け入れられたお金を利用し、投資をして、お金を増やすことで利益を生み出しているのです。言いかえれば、銀行はお客様からお金を借りることで儲けを出しているわけです。

では、例えば銀行がこの投資に失敗して大損してしまった場合はどうなるのでしょうか。お客さんは銀行のせいで大切な財産をなくしてしまうことになるのでしょうか?そうではありません。銀行はそういう危機に直面した時に、きちんとお客さんに現金を返還できるように、保険をかけています。この保険を利用して、銀行が破綻してもきちんとお金を返すという、預金者を保護する制度がペイオフ制度なのです。